めだかに卵を産ませたい!という場合について、必要な物を説明します。
めだかに卵を産ませよう
卵を産ませようとする場合、必要だと私が思っているものを紹介します。
めだかが産卵する条件
まず、めだかの産卵条件はこちらです。
- 日照時間(13時間以上)
- 水温(18度以上)
- エサの量
これらの条件を満たさないとめだかは卵を付けません。
自然界でも4~9月に産卵するのは、上記の条件に当てはまっているからです。
必要な道具は?
では、産卵の条件を満たすための道具たちを紹介します。
- めだか(3ペアくらい)
- 水槽(35㎝クラス)
- 外付けフィルター
- 照明
- 産卵床
- エサ
まずはこんな感じでしょうか。
それぞれに我が家で使っている道具については道具①や道具②でも紹介しています。
めだか
まず重要なのは、卵を産んでくれるめだかですね。
めだかにも相性があって、相性が悪いとペアリングせず卵も産みません。
また、気が強すぎる個体は相手を威嚇して上手くいかない場合もあります。
我が家も、気の強いメスはオスを代えてもダメだった事があるし、気の弱すぎるオスもメスに負けてダメでした。
めだかにも、好みがあるようです。
その為、3ペアくらいを同じ水槽に入れて様子をみます。
追い立て回すような個体は離した方がいいかもしれません。
我が家でも、1匹やたら他の個体を追い回すのがいて誰も卵も産まなかったんですが、この子を他の水槽にうつしたら残った子達が卵を産むようになりました。
卵を産むにはそれなりに落ち着ける環境も必要みたいです。
卵が産めるくらいに身体が成長して条件がそろえば、相性がよければ1週間程度で卵を産みます。
水槽
水槽は大きい方が卵を産みやすいです。
というのも、水質は水槽のサイズに左右されるから。
大きい方が水の汚れも遅く、また温度や質が安定して、これがめだかの産卵にも影響するからです。
我が家では35㎝クラスの水槽に、3ペアくらいを目安にしています。
照明
意外に思われるかもしれませんが、メダカは日照時間が13時間以上にならないと産卵しません。
野性の産卵時期が、日照時間が13時間以上になる4~9月になるのもこのためです。
外で飼っている場合はいいのですが、室内だと留守にしていると日照時間が不足するので、その場合はライトを付けましょう。
ただし、卵を産ませるのに必要なのは太陽光です。
そのため、室内の照明では不十分なので、卵を産ませたいなら日に当てるか、水草育成用の3色のものに!
親共々日光に当ててビタミンBをしっかり持たせると、元気な赤ちゃんが育ちます(卵にも日光は必要です)
↓はうちで使っているライトです。
ヒーター
めだかの産卵条件の一つに、水温があります。
産卵に適した温度は18度以上ですが、理想を言えば22~27度くらいです。
我が家では25度くらいにしています。
ヒーターは道具②でも書きましたが、温度調整できるものがいいです。
最近は23度や26度と定めた温度のものもありますが、病気になった時などに温度を上げられる方が便利です。
産卵床
めだかが卵を産み付ける場所、ですね。
ほてい草などの水草でもいいですし、人工水草でもいいです。
また、スポンジのような素材で出来た産卵床も売っています。
我が家も市販の産卵床、自作の産卵床、ほてい草、水草、人工水草と色々試しましたが、今は↓の人口水草に落ち着いています。
↑これ、良くくっ付くし、外しやすいです。
ただ、めだかにも好みがあるようなので、くっ付きが悪いなら色々試してみるといいと思います。
エサやり
めだかはある程度太っていないと(栄養状態がよくないと)卵を産みません。
というのも、人間も同じですが、出産は物凄いエネルギーが必要だから。
しかもめだかは生み出すと毎日のように卵を産みます。
「飽和給餌」という言葉がありますが、しっかり太らせないと卵を産み続けられません。
そのため、エサもしっかりやらないといけないのですが、これもただやればいいという訳にはいきません。
一度に大量のエサを与えても食べきれずに底に沈み、水質を悪化させてしまうからです。
そのため、日に何度かに分けて少しずつ与えましょう。
我が家は私の配偶者が在宅ワークなので、日中のエサやりをお願いしています。
頻度はこんな感じです。
7時(自分)、10時(妻)、13時(妻)、14時(妻)、18~19時(妻)、寝る前(自分)
回数は多いですが、1回に与えるエサの量は少ないです。
様子見ながら、沈まない程度の量です。
我が家でも、産卵するめだかは太っちょです。
これが熱帯魚なら太り過ぎ!と非難されるレベルですが、卵を産んで欲しいならしっかりご飯を上げないといい卵も産まないし、生まれた赤ちゃんもしっかり育ちません。
外付けフィルター
上記のように、「飽和給餌」状態にするためにはエサを多く与えなければいけないのですが、どれだけ気を配っても水は汚れます。
そして、水質が悪化すると、今度はめだかが体調を崩して卵を産まなくなりますし、最悪病気になって死んでしまいます。
そのため、採卵したい場合はそれなりの浄化用のフィルターを付けましょう。
家で使っているのは↓の外掛けフィルターです。
フィルターは上部フィルターでも底面フィルターでもいいですが、コストや手間を考えると外掛け式で十分です。