初心者のためのめだか飼い方講座~道具編②

めだかの飼い方

ここではもう一段階ギアを上げた、めだか飼育用の道具について説明します。
と言うか、我が家の飼い方です(参考にどうぞ)

我が家の原点は熱帯魚

我が家の魚たちとの出会いの原点は、熱帯魚でした。
私の場合はもう20年以上前ですね。ちょうど熱帯魚ブームだったのもあって、グッピーなんかを飼い始めたのが最初でした。

実際、メダカを飼う前から我が家には、カージナルテトラやグラミー、コリドラスなどの熱帯魚がメインの水草水槽がありました。

その為、めだかの飼い方も、熱帯魚の飼い方に近いです。
そういう意味ではめだかの飼い方としてどうなの?と思われるかもしれませんが、今のところ死んじゃうめだかも少なく、病気も殆どなし、ついでに大量に卵を産んで孵化しているので、おおむね合っていると思います。

特に卵を産ませたい!増やしたい!という方は試してみる価値はあると思います。

準備するもの

では、具体的にめだかの飼育に必要な物をご説明します。
水槽などは先の道具編①で説明しているので、ここではそれにプラスα分について説明します。

外付けフィルター(優先度:大)

最初は水槽の付属品のエアーポンプを使っていましたが、これだけでは水質悪化が早いので、エアーポンプはやめて、外付けのフィルターを追加しました。

卵を産ませるには、やはり健康第一、そしてめだかなどの魚にとっては水質=健康というくらいに重要です。
2~3日に1回、マメに水替えが出来るならいいですが、あまり高頻度での水替えはめだかにもストレスだし、こちらも大変ですからね。

我が家は週に1回、1/3程度の水替えで安定しています。

家で使っているのは↓の外掛けフィルターです。


ジェックス 簡単ラクラクパワーフィルター M

これにしているのは、水の吸い込み口にスポンジが最初からついているため。
卵がフィルターに吸い込まれないので重宝しています。

フィルターは別売りですが、交換が簡単で楽なので重宝しています。
ちなみに、ものによっては音が気になるので、静かなものを希望される方はもう少し価格のいいものがお勧めかもしれません。

 

照明(優先度:大)

水草を植えてあるので水草を育てるためのライトも使っていますが、これは水草のためだけでなくめだかのためでもあります。

めだかは実は、お日様大好きなんです。
そのため、我が家では太陽光に近い水草育成用のライトを使っています。
今はLEDのものも多いので電気代もあまりかかりません。


ジェックス クリアLED エコリオ アーム カラー 

↑小さくてアーム型で角度の調整なども出来るため、我が家の定番です。

めだかは室内よりも外の方が成長がよく、よく見ていると外敵がいないと安心すると日の当たる場所に出てきます。お日様好きなんですね。

ヒーター(優先度:中)

めだかは外でも冬越しは可能なので、ヒーターは不要という方も多いですが、わか屋では水草も一緒なので使っています。
また、本物の水草を入れている場合はヒーターが必要です。

使っているのは、温度調整が出来るもの。
一定の温度で安定して卵を産ませたいのもありますが、一番ヒーターの出番となるのが「病気になった時」です。

めだかは丈夫ですが、時々病気になります。
そんな時、ヒーターの温度を2度ほど上げて塩浴させると、大抵何とかなります。これは熱帯魚の時の対処法ですね。

そんな訳で、ヒーターは必ず温度調整できるものにしています。
最近は26度とか23度で固定のものもありますが、いざって時(病気の時)に使えないので我が家はちょっと高くても温度調整可能なものにしています。

ただ、ヒーターは必須ではありません。
特に室内なら、なくても冬越しは出来ますので。

水草(優先度:小)

水草は、なくてもいいです。
むしろ初心者にはハードルが高いと思います。
環境が整うと、あっという間に伸びてトリミングが必要になるし、メダカが水草に隠れて見えない…なんてことにもなるので。

我が家も、水草水槽をしていなかったら入れなかったと思います。
今は熱帯魚水槽で育ち過ぎた水草を、めだかに流用している感じですし。

ただ、鑑賞目的の場合は、少しあると見栄えがいいですね。

また、採卵したい場合、ほてい草があるとよく産みつけます。
ほてい草はこんな感じの浮くタイプの水草で、ホームセンターや熱帯魚の店で売ってます。

ほてい草は水質浄化にもなるし、メダカの隠れ家にもなるので便利です。
値段も安いですしね(ただ、冬は枯れますが…)

水草を入れたい方は、飼育が簡単なほてい草やアナカリス、マツモ、カボンバなどが扱いやすいでしょう。
ただ、水草によっては水温が下がると枯れるものもあるので、その場合はヒーターが必要になってきます。

産卵床(優先度:卵に準じる)

めだかは結構簡単に卵を産みます。
我が家が最初に買ってきたのは「鮮虹」という品種のめだかだったんですが、よっぽど環境が気に入ったのか、ペアの相性がよかったのか、ど~するんだこれ?ってくらい卵を産み、しかもことごとく孵化して育ってしまい、ただ今エライ事になっています(だから販売する事にしたのですが…)

産卵床としては、水草、ほてい草、人口プランツ、市販の産卵床、自作の産卵床と色々試しましたが、今一番効率がいいと感じているのは下記の人口プランツです。


ジェックス メダカ水景 ふわふわ産卵草 M

これ、葉が細いせいか、すごくよく引っ掛かります。
以前はほてい草でしたが、あれも卵を取る時に手間なんですよね。根を切っちゃうし…
ちなみに…↓の我が家の鮮虹の水槽の真ん中にあるのがこれです。

我が家の水槽をご紹介

ちなみに↓は我が家の鮮虹の水槽です。
他にもみゆきなどの水槽もありますが、ほぼ同じです。

分かりにくいかもしれませんが、真ん中の葉の細かいふさふさした物だけが人工のもので、あとは水草です。
人工のものは卵取りのためにいれたものです。

ちなみにたくさんめだかが入っていますが、これは次の親にするめだかを選別中のためです(予定では5~6匹に絞り込む予定)

また、コケ取り要員としてミナミヌマエビも入っています(小さすぎて意味なかったかも…ですが)

 

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